ピアノ教室通信No.26ー 親子で○○大作戦!ー [音楽教室]

 クリスマスツリーを新調しました。
 節電を意識してLEDのライトです。
 今度の休みに子ども達と飾り付けを楽しもうと思っています。

 このごろ小学校入学前の生徒さんが増えてきました。
 アメリカのREMO社のドラムをいくつか使ってリズム遊びをしています。子ども達に自由な発想で遊んでもらうと円や四角のドラム、中にビーズが入っていて波を表現できるドラムで叩いて会話を楽しんだり、ドラムを部屋に見立てておままごとをしたり、私の方が童心にかえって楽しませてもらいました。

 自然と出す音はリズムとなり、そこに付き添いのお母様、お父様や私が入って何とも不思議なセッションです。

 送り迎えや付き添いに九州男児でもあられるお父様方の姿が目立つのは最近の傾向でしょうか。昭和一桁生まれの頑固親父を父に持つ私としては、すごく羨ましい光景です。

 レッスンを一緒に楽しむ、学びや体験、話題を共有する親子関係は一生残る思い出となるでしょう。絆も深まります。
 子育ては今が大変でしょうが、終わってしまえばあっという間で、後戻りの出来ない貴重な時間であるはず。子育ての大変!を○○大作戦に変えて楽しんでしまいましょう!

 レッスンがあるのに練習しなさいって言わなければしない、というよくあるお悩みは、ピアノを大人が独占して弾いてしまったらどうでしょうか?子どもは邪魔をしたくなるはず。そこで大人が子どもに、ここはどう弾くの?と教えを請う、すごいねー、と言ってみる。そんな事できない、時間がないわ、とお考えの大人の皆様。○○大作戦にはいつでも一ノ瀬が相談にのりますから、いつでもお気軽にご相談ください。そのための長崎大学認定の地域子育てソーシャルサポーターでもありますから。

やり抜く力は、多少の頭の良さを遥かに凌ぐ力となりますーピアノ教室通信No.25 [音楽教室]

柿も色づき、空も空気も澄み切って気持ちのよい季節になりました。

クリスマスが近づき、講師のイベント出演等でレッスンの時間の異動をご協力頂いています。ありがとうございます。

リコーダーレッスンも順調に進んでいます。

発音を従来のトゥーからトォーへ徹底する事で美しい音とフレーズ感(メロディーの山)がでてきます。
また、レッスンでピアノとアンサンブルすることは、学校の授業では味わえない美しい響きが体験できますし、そうした経験が各人のピアノの演奏にプラスへと働きかけると確信しています。

来春の発表会ですが、4月15日(日曜日)の午後、郡コミュニティーセンターを仮押さえしております。ご家庭のスケジュール帳への書き込みをお願いします。

学年が上がるに従って、演奏の内容もより充実してきています。それぞれの個性やレベルに合ったレッスンを心がけていますが、柱はご家庭での練習です。

能力は人それぞれですが、一曲を本番に向けて丁寧に仕上げる習慣をつける事は、やり抜く力となって、多少の頭の良さを遥かに凌ぐ力となります。

一週間に一度のレッスンで、曲やフォームのチェックとともに、自信や元気、やる気をつけてもらいたい、と思っています。

この一ヶ月もお子様とともに素敵な音楽生活が楽しめますように。

ピアノ教室通信No.24ーこのごろの取り組みー [音楽教室]

 通信も学校と同じく2回分の夏休みをいただいてしまいました!

 その間、コンクールに果敢に挑む生徒さんがあり、私も大先生のレッスンを受けたり、実家(静岡)へのんびりしに帰ったり、わたぼうしコンサートに参加したり、と、めまぐるしく毎日をすごしておりました。

 夏の取り組みとして、ソルフェージュ(リズムと音符読みの練習)の強化練習をしていましたが、引き続き取り組みます。リズム打ちはゲーム感覚なのか、歓声をあげながらタタタン、タンタタ、と手や楽器を叩きます。これは盛り上がりますね。

 夏の間リコーダーの練習を取り入れた生徒さんもおられました。これは、授業でのリコーダーが得意になってしかも施設訪問や発表会でのアンサンブルができたらなー、と始めてみました。これも試行錯誤ではありますが、音楽性やアンサンブル能力を高める事はもちろん社会貢献できる音楽活動につながれば、と考えています。
 45分レッスンの生徒さんはレッスン用にリコーダーを用意していただいたら、時間内でミニレッスンもできますからお申し出くださいね。

 レッスン室の子育て本や絵本の貸し出しをしています。貸し出しノートに日付とお名前を書いていただき、読み終わったら(絵本は次のレッスン日に)すみやかにお返しください。返ってきたらすぐまた貸し出される人気のある本もありますので。

 レッスン生の兄弟姉妹さんも絵本やパズル等でレッスンが終わるまで静かに待っていてくださるのもありがたいです。しっかり耳から音楽が入っている事でしょう。

 絵本と言えば、今年度からお誕生日に本のプレゼントを始めました。これから誕生日を迎えられる生徒さんは、どうかお楽しみに。

*曜日によっては子どもコース、大人コースに若干の空きがでました。今なら子どもの部4月発表会、大人の部五月の音楽茶会に間に合います。子どもコースは二才から楽しくお稽古できますよ。

ピアノ教室通信No.23-ぐんぐん伸びる子ども達に○○を気がけています。 [音楽教室]

 雨ばかりの毎日ですが、我が家の食堂にあるパキーラ(観葉植物)はぐんぐんと新芽を出して大きくなっています。今は植物の成長期なのでしょうね。一回り大きめの鉢に植え替えてやらねばと思うこのごろです。

 教室運営や子育てを通していつも自問するのは、その子にあった声かけや、環境、教材を与えているかな、ということです。

 そのために子どもをよく観察していることはもちろんですが、大人の側も引き出しを沢山持っておいて臨機応変に対応していくことが大切ですよね。それに対して私も教育学や教材の研究等をしてどりょくしているつもりです。(あくまでも”つもり”なのかもしれませんが、2週間に一度は諫早図書館へピアノを弾きに行き、ついでに本を借りてくるので、結構な分量が読めるのです。)

 でも、一番大事なのは、教師側がレッスンに来ている子ども達一人一人を大切に思い、子ども達も教室に来てよかった、ピアノのレッスンに来て、ここに自分の居場所があるのだ、と感じてくれることだと考えています。そうした環境の中で、はじめて子ども達の可能性も引き出されるのではないでしょうか。『〜しなさい』式に教え込まず、子ども達自身が自ら音楽を感じ取れるようなレッスンを目指しています。

 雨降りの日は、雨音の中でピアノの練習をするのにちょうど良く、レッスン室に一日中こもって弾いています。それだけに夕方になると、かわいい子ども達やお母様方に会えるレッスンがありがたいのです。

 今日も充実したレッスンができるように、笑顔の準備もしておきますね。(*^^*)
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ピアニカ音楽教室の保育参観でした。 [音楽教室]

 大村の今日は、激しい雨。
 そんな天気も何のその、ときわ保育園すみれ組(年中クラス)のみんなと保護者の方々、園児達の兄弟姉妹、3人の先生の総勢100名程でピアニカ教室を楽しみました。SA410592.jpg

 まずは和音で体操。私がドミソ、ドファラ、シレソ、シファソの和音をピアニカで吹き、階名を言いながら和音をイメージしたポーズをとってもらいます。

 6月は父の日がある、ということで歌『きゅっきゅっきゅ』を歌います。
 『きゅっきゅっきゅ』はご存知でしょうか?
 大きなパパの靴を磨く歌なのですが、なかなか最近の歌集にのってなくて、知ってるのは昭和40年代前半までの私たちくらい。
 父の日にできる日頃の感謝を伝える小さなお手伝い、という感じで家でも歌ってもらえたらなー、と選曲しました。
 わかりやすいようにボール紙で作った大きな黒い靴に靴磨き用の布も用意しました。

 次はリズムカードで遊びます。カードの中のリズムを使ってジャズとボサノバのリズムを作り、その手拍子。さすが子ども達、リズムのノリがいいです。ここで園児のお兄ちゃん、お姉ちゃんに登場してもらい、ギロやウッドブロック、マラカスでリズム奏に参加してもらいました。

 ひとしきりリズムで遊んだ後、ピアニカを出してもらい、先ほどのジャズとボサノバをピアニカで演奏してもらいました。4−5歳児の年中さんですから、私のオルガン伴奏に1音だけでリズム奏してもらいます。お兄ちゃんお姉ちゃんの打楽器も軽やかに入りました。

この本が大活躍です。
 
すてきな音の世界がひろがる おとのくにで あそぼう はじめてのレッスンから すてきな音の世界がひろがる

すてきな音の世界がひろがる おとのくにで あそぼう はじめてのレッスンから すてきな音の世界がひろがる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
  • 発売日: 2008/09/17
  • メディア: 楽譜



さっき歌った『きゅっきゅっきゅ』の中のきゅっきゅっきゅをピアニカで演奏し、教室では定番のちゅうりっぷを自信たっぷりで弾く子ども達の顔の得意げなこと!

お母さん、お父さん、おじいちゃんやおばあちゃんたちの沢山の拍手が子ども達に『やる気』を引き出します。

4ー5歳児は天才です。吸収力はすごいです。レッスンの度にレベルが上がります。飽きないように目新しいことを入れておきます。

集中力をしっかり見極め、ルールを約束し、できたらほめること、ぱっと見てわかることをさせること、その繰り返しでもう1ステップ上のことがだんだんできてきます。

また集団なので、我がままも出にくく、教え合うような光景もあり、30分のレッスンはちょうどいいです。

行く度に「いちのせせんせー」と大声で呼びながら駆け寄ってくれる子ども達に、今日も元気をいただきました。ありがとうみんな!SA410588.jpg

2011年音楽茶会無事終了しました! [音楽教室]

 台風一過の日差しがまぶしい月曜の大村です。

 音楽茶会の日は、台風が近ずく雨風の中、4人の大人の生徒さんが参加されました。

 残念な天気ではありましたが、アフタヌーンティーと洒落込んでお花とお茶とサンドウィッチを用意すると、すっかり気分はお茶会です。

 ピアノでベートーヴェンのソナタ、グリーンスリーブス、虹の彼方へ、クラリネットで虹の彼方へ、を演奏されました。

 どの演奏もそれぞれのお人柄が音にでていて、胸を打つものばかり。

 みなさん気張らず、肩の力を抜いた演奏ができたのではないでしょうか。

 いちのせは、滝廉太郎のメヌエットを演奏させてもらいました。これは、子どもの発表会でも諫早図書館でも何度も弾いているので、ちょっとずるいですねー。

 でも、お客様が違うと、また演奏していて発見があるのです。廉太郎さんだったらこう弾くのでは、といったインスピレーションが浮かんだのでした。不思議といつもの練習と違う音楽ができました。

 いつもと違うスタイルで演奏すると、また別の発見があるということですよね。

 参加された大人の生徒さん達も、発見があったでしょうか?次回のレッスンで尋ねてみることにしますね。

 小さな催しですが、これからも小さな音楽教室からこの地域への元気の発信になるように、継続と発展を心に決めました!

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 レッスン室の階段が客席です。いい感じでしょ?
 

ピアノ教室通信No.22-音楽教育の意義 [音楽教室]

 曇り空が続きますが、皆様おかわりありませんか?

 3月11日の震災以来、原発や政治に対する日本人の価値観もすっかり変わっていったなー、と感じるこのごろです。いい方向に進んでいくことをイメージして生きていきたいですね。

 4月から月に2回、音楽療法ラディーチェさんのお手伝いで、高齢者施設での歌の時間の伴奏をさせていただいております。

 普段は、教室やピアニカ教室を持っている保育園の元気な子ども達を相手にしているだけあり、車椅子に乗って介護士の方々のお世話を受けておられる高齢者の方々の小さな歌声に普段の仕事とのギャップを感じずにはおられませんでした。

 いつもは、子どものレッスンではピアノの音の中に成長を感じては喜び、大人のレッスンでは、ともに音楽を高めることに生き甲斐を感じておりました。

 高齢の方々の、時には居眠りさせながら、お得意の歌があればマイクで台詞を入れながら音楽を楽しまれる様子は、いつものレッスンとも、隔週で行ってる諫早図書館でのミニコンサートでの様子とも違います。

 ある日の歌の時間で、「みかんの花咲く丘」を歌った時、高齢者の方々と間の手にちょんちょんと手を触れ合う事をしてみました。手を合わせていきながら、ふとこぼれる微笑みの美しいこと。年齢を重ねられた方々が輝く瞬間を発見した思いがしました。

 さらにいいことに、微笑みはうつります。周りの若い看護士さん達も、歌の輪に入っておられなかった方々にも微笑みがうつったようでした。

 
 音楽はコミュニケーションです。まずは自分との対話であり、曲との対話、そして聴いてくださる方々とのコミュニケーションです。

 ピアノの練習は、毎日の練習が大事とわかっていても、譜読みなど大変、と思われるお子さんも多いとは思います。レッスンでは認め、励まし、共に音楽を感じ、教室が一人一人の居場所であり、自己発見の場であることを目指しています。

 子ども達が練習して習得した技術が、必ず自分や周囲の人たちを幸せにすると信じて、今日もレッスンをしています。
 

人生の終わりを輝かせるお手伝い。 [音楽教室]

 4月から、老人ホームで歌の時間のお手伝いをしています。

 認知症の中程度の方々でしょうか、車いすが大部分で、その何人かは音楽の時間に座りながらも眠っておられます。

 音楽療法ラディーチェの山口先生指導のもと、「東京のバスガール」「支那の夜」「ああ上野駅」「鉄道唱歌」「みかんの花咲く丘」「茶摘み」などなどを皆さんと歌っていきます。歌に織り交ぜて、お口の体操、楽器演奏もしていきます。

 私はキーボードでの伴奏と歌、歌詞カードの準備、と忙しくも楽しい一時間を過ごさせていただいてます。

 昨日は、「茶摘み」の時、夏も近づく八十八や、トントン、の時に、キーボードから離れてお一人と一人と両手を合わせてみました。

 ちょっとした触れ合いのひとときでしたが、皆さんのお顔を間近で見て目を合わせて歌に合わせてトントンとタッチをさせていただくだけで、自然と微笑んでいただき、私たちは幸せをいただいた気持ちがしました。

 実家のある静岡の可愛がっていただいた祖父、祖母の最期には立ち会えず、お葬式も出られなかった私ですが、こうして一時の仮の孫となり、勉強させていただいた音楽でお役にたてるのはこの上もなくありがたいことです。

 施設のおじいちゃまおばあちゃまの素晴らしい人生の最後を輝かせるお手伝いをさせていただいている、そんな気持ちでさせていただいています。

 歌うことで、昔を思い出し、気持ちも明るくなり、呼吸器や腹筋、顔の表情筋を鍛えられ、ごはんもおいしく食べられ、心地よい疲労でぐっすり眠ることが出来ます。

 施設や高齢者サークルを運営される皆様、歌を生活にとりいれてみませんか?

 

 

音楽が出来る子の使命。 [音楽教室]

 ピアノのレッスンで、子どもの生徒が「前のレッスンからレッスンバックを一度も開けてない。」と、平然と言った。

 その子の家はグランドピアノがあって、音楽的にもかなり恵まれた環境にいる。

 まあ、彼女なりに弾けない理由はあるのでしょう。

 レッスン室に子供用と大人用に本棚があって、自由に読むことができ、貸し出しも出来るようにしている。その中から一冊セレクト。


世界がもし100人の村だったら 4 子ども編

世界がもし100人の村だったら 4 子ども編

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2006/07/20
  • メディア: 単行本



 世界の現実に、彼女は信じられない様子。

 音楽が出来る喜びを知って欲しいし、ピアノを習う事で得られる価値をレッスンの中でも話し合っていきたいな、と思いました。

 


素敵なピアノの発表会のアイデアー応援メッセージ [音楽教室]

 発表会も終わって半月ばかりたちますが、未だに保護者の方々から言われるのは、「応援メッセージ」の話。

 発表会で、子ども達の出番の前にアナウンスする為、ご家族等から応援メッセージをいただきたいとお願いしていました。

「何て書いたらいいかわからないわ」と言われるお母様に「それでは発表会に観に来られない遠くのおじいちゃんおばあちゃんや親戚から、メッセージをいただいたらどうでしょう?」と提案した所、本当に遠くのおばあちゃまからメッセージをいただき、感激しました。

 短い文には、お孫さんのことを思いやるおばあちゃまの愛情が溢れていて、涙が出そうになるのでした。

 生徒さんへの応援メッセージはお母様からのものがほとんどで、きっと子ども達にも伝わったことでしょう。指導する私にとってもその思いを受け止める責任を感じ、気が引き締まる思いがしました。

 発表会で演奏されるピアノの音、一音一音にも、支えてもらっている人たちの思いがこもっているようでした。

 発表会の舞台には一緒に上がらないけれど、子ども達を一人一人を支えていてくれる存在としてメッセージに込めていただき発表できてよかったー、そう思いました。

 我が家の中1小5の次女長男にも静岡のおばあちゃんからメッセージをいただきましたよ。

 そんなメッセージの話が、送り迎えのお母様方との話題にもなり、心がホッとなる素になっています。110403_1857_001.jpg

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