小学校の卒業式で謝辞を述べて参りました。 [PTA]

 今日は最高気温9度の中、次女の小学校の卒業式が行われました。

 寒い体育館で、市長さんはじめ30名程の沢山の来賓の方々もおられ、とーっても緊張しましたが、昨日リハーサルもさせていただきましたのでなんとか無事に謝辞の役割を終えることができました。

 感謝の気持ちを込め、ここに掲載させていただきます。


  謝辞

 皆様、本日は卒業していく子ども達をこのような立派な式で送り出していただき、誠にありがとうございました。卒業生の保護者を代表いたしまして、お礼の言葉を申し上げます。

 ご来賓の皆様には、お忙しい中ご列席いただき、温かい祝福と励ましの言葉を頂戴いたしました。心より御礼申し上げます。
 
 この1週間程は家庭でも いのち の大切さ、たくましく生きること、を子ども達と話し合っておりました。ですからお言葉の中の夢、希望、目標、努力、誇り、はしっかりと心に刻み付けられたことと思います。(ここは原稿に無くアドリブで話しました。)

 Learning for Life. Life for Learning. 人生という毎日の生活の中に学びがあり、学ぶために毎日の生活があります。○○小学校では、その人生の礎となる6年間を親子ともに過ごさせていただきました。

 思えば6年前、入学式を終え、小さな背中に真新しい教科書を詰め込んだランドセルを背負い、見事な桜の下で記念写真を撮ったことがつい最近のことのように感じられます。
 
 私事ではありますが、その入学式の3ヶ月前、私たち家族が諌早から大村に越してきましたので、○○小学校での6年間が家族の大村での歩み そのものでもありました。

 「6年生と手をつないだよ」と報告してくれた歓迎遠足、プールの授業、暑い中頑張った運動会、持久走大会、と行事をこなし、学年が上がるにつれ、クラブ活動や委員会活動、英語の授業では英語劇に取り組む姿もまぶしく感じられました。
 高学年としての運動会では、勇壮に舞ったソーラン節、大河ドラマ『龍馬伝』の音楽に合わせてびしっと決めた組体操、どれも私たちの胸を熱くしてくれました。
 
 各学年で評議の役員さんを中心に行われたクラスレクレーションや学年レクレーションでは、私たち保護者も子ども達と共に楽しみ、親睦を深めることができました。

 担任の先生方には、毎日赤ペンをいっぱい入れてくださった漢字練習帳や連絡帳を見るたびに、感謝で頭が下がる思いでした。
 宿題の音読では、『かさこじぞう』や『ごんぎつね』、『大造じいさんとがん』など、私たちが昔習った題材もあり、子どもの宿題につきあいながら、自分たちもまた小学生に戻ったようでした。
 細やかなご指導、時には厳しく、時には温かい言葉で子ども達を包んでくださった先生方、本当にありがとうございました。

 学校の外では、心のこもったおいしい給食で子ども達を応援してくださった調理員さん、早朝から交通安全やパトロールで見守ってくださったスクールガードの皆様や地域の皆様、T住民センターのS先生の呼びかけで全国の方々が寄付してくださった沢山の図書も、子ども達の心を育んでくださいました。その他にも子ども達の為にと時間や労力を惜しげもなく提供してくださった多くの方々のお力なしに、今日の佳き日を迎えることはなかったと思います。心から感謝申し上げます。

 4月からはいよいよ中学生です。
 
 思春期という嵐の中、子も親も大いに揺れ、揉まれる時期に入って参ります。多くの友達と○○小学校で学んだ人生の礎をもって、柔軟に乗り越え、さらに大きく成長してくれるものと信じております。

 先生方、ご来賓の皆様方には、今後もこの子ども達を温かく見守り、お声掛けいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 今日のこの門出の大切なひとときを共有してくださっているこの会場の皆様はじめ、全ての皆様に改めて御礼申し上げます。

 最期に、校長先生教頭先生はじめ先生方、ならびに本日ご列席の皆様方のご健勝と、○○小学校の益々のご発展をお祈り申し上げ、お礼の言葉とさせていただきます。

 本日は、誠にありがとうございました。

 平成23年3月17日
                   保護者代表  いちのせ ともこ


 今回の役目を与えてくださった役員の皆様、おかげでとっても勉強になりました。ありがとうございました。

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